祭神
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
速玉男命(はやたまおのみこと)
亊解男命(ことさかのおのみこと)
三大祭
例祭 十月
新嘗祭 十一月
祈年祭 二月
神木
「梛(なぎ)」の樹。なぎは「凪(なぎ)」に通じることから、家内安全、海上安全の信仰が厚く、
熊野権現の象徴、平和の木となっています。また、なぎの葉は「引っ張ってもちぎれない」「二葉には表裏がない(=真実)」
ことから、縁結びにご利益があるとされています。
由緒
第四十二代文武天皇の願いによって紀州(現在の和歌山県)熊野三社(現在の熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)の神々をお移ししてお祭りしたのは、大宝元年辛丑(701)九月です。当時、藤原鎌足の子である不比等の姫君(藤原宮子)が幼少の頃より熊野三社を厚く信仰されていました。文武天皇の皇后になられ、ご懐妊のとき熊野へご誓願になり、その後、安産で皇子が誕生されました。この皇子が後の聖武天皇です。天皇、皇后は大変お喜びになり、急いで東に三所の社を建て、神々をお移しし、お祭りしなければならないと考えました。造立の宮地を見わけ、見定めました。
北は山また山続きで、南は海面の風景に新宮の宮地を定めました。すなわち高松神社です。三里西の方に本宮の宮地を定めました。すなわち三熊野神社です。二里北に那智の宮地を定めました。すなわち小笠神社です。
三所の宮地を定めたのち、よい日を選んで海上を無事にくだり、合戸の砂州に着船されたのが大宝元年(701)八月、その翌日には御仮殿に御遷しし、本殿完成とともに御遷座されました。
伝説によれば、「源頼朝、伊豆へ配流の節、当社へ御祈願するところあり、後志を得て、覇府を鎌倉に開くに至り、代官として梶原源太影秀を代参さしめたり」とされています。
年間行事
神事
月例祭(つきなみさい) 毎月一日、十五日
元旦祭 一月一日
祈年祭 二月
節分祭 二月
大祓式 六月三十日
例祭 十月
※十月の第二土曜日に行われる例祭では、氏子らによる奉納相撲が行われています。
新嘗祭 十一月二十三日
七五三 十一月
大祓式 十二月三十一日
除夜祭 十二月三十一日
祈祷案内
ご祈祷の種類
交通安全、商売繁盛、厄除け、初宮詣、家内安全、 災難消除、五穀豊穣、魚獲満足、安産縁結 その他
出張祭典の種類
地鎮祭、上棟祭、竣工際、清祓い、事務所開き等々
ご祈祷に関する詳細
受付日:随時
受付時間:9:00~16:00
所要時間:20分~30分
祈祷料金:決まりはありません
※玉串料(初穂料)とは、神様にご奉納する"お気持ち"です。
特に決まりはありませんが、目安として1万円前後をお考えください。
但し、この限りではありません。